本文の内容は、2022年12月21日にAARON NEWCOMB が投稿したブログ(https://sysdig.com/blog/native-support-azure-monitor/)を元に日本語に翻訳・再構成した内容となっております。
Microsoft Azure Monitor は、お客様が Azure クラウド環境とサービスに関する重要な詳細情報を取得することを可能にします。Azure Monitor の API は、チームがこの情報を独自のストレージシステムに取り込んで、さらに分析するための素晴らしい方法となります。しかし、処理するデータ量が膨大になる可能性があります。Sysdigはこの問題を解決し、時間と手間を省くことができます。ここでは、その方法をご紹介します …
Azure Monitorを使うと、Azureサービスの数だけ、利用可能なメトリクス定義、ディメンション値、メトリクス値をプログラムによって取得することができます。これは、他のツールで追加の分析を実行できる方法で Azure Monitor メトリクスデータを抽出する最初のステップです。アウトオブボックスでは、Azure SQL Database、Azure Cosmos DB、または Azure Data Lake などの別のデータストアにデータを保存できます。Azure Monitor API では、さまざまなメトリクスデータポイントを操作できるほか、アラートルールの一覧表示やアクティビティログの表示なども可能です。
機能的には素晴らしいのですが、残念ながら、これだけ多くの情報が収集されていると、特に難しい問題のトラブルシューティングをしようとしている場合、探している情報を見つけるのに時間がかかることがあります。例えば、XXXサービスを1回プルすると、XXのメトリクスが生成されます。これは、巨大なプールに飛び込んで、落ちている結婚指輪を探そうとしているようなものです。
Sysdigがレスキューします
幸いにも、SysdigはAzure Monitorの新しいサポートを発表し、お客様にノイズの中のシグナルを見つける手助けをすることができるようになりました。Azure MonitorのメトリクスをSysdig Monitorに送ることで、APIを使ってデータを取り込み、クラウドネイティブ環境のパフォーマンス問題の監視とトラブルシューティングに必要な洞察を容易に得ることができます。
Sysdig Monitor を使って Azure Monitor のサービス メトリクスを取り込むことで、以下のことが可能になります。
- Azure サービスのアウトオブボックスダッシュボードの取得
- PromQLまたはシンプルなフォームUIを使用して、Azure Monitorのメトリクスを簡単にクエリーできます。
- カーディナリティの高いメトリクス(Azureサービスクォータメトリクスなど)の取り込みと保存を最適化します。
- 複数のクラウドプラットフォームにまたがる監視の標準化
開始方法
この機能は現在利用可能で、Sysdig MonitorでAzure Monitor APIをすぐに使い始めることができます。以下のステップを踏むだけです。1. Azure で、監視したいサービスが Azure Monitor から利用できるように設定する。
2. Sysdig MonitorのIntegrationsから「クラウドメトリクス」をCloud Metricsします。
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3. Add Accountをクリックし、Azureの認証情報を使用してアカウントを設定します。
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4. 5-10 分ほどで新しいダッシュボードが利用可能になることを確認できます。
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